FEMMUEのアイテムは美容液やスリーピングマスクなどのスキンケアアイテムが特に人気がある印象かもしれませんが、今回はベースメイクアイテムをご紹介します。
どんな仕上がりになるのか、崩れやすさはどうなのか、レビューしていきます!
トーンアップUVクリームの詳細
2020年2月15日発売。
植物由来成分71.1%+ミネラル由来成分28.9%で、ヴィーガン処方の下地です。
SPF50 PA+++で紫外線カット効果もバッチリ!
塗り方や成分
オイルベースになっていて、薄く膜を張ったような付け心地。
しっとり感はありますが、シリカが配合されているので表面はサラッとします。
オイルベースなので石鹸では落ちず、オイルやバームなどしっかりと落とせるタイプのクレンジングを使用するのがおすすめです。
白色のクリームで、ノンパールですがツヤも出ます。
ベタつかずなめらかですが、少し固めのテクスチャーで伸びはそこまで良くないと感じました。
手のひらで抑えるような塗り方をすると肌に馴染ませやすいです!
トーンアップ効果がかなり高いので、厚く塗りすぎると白浮きしてしまいます。
少量を取って細かく点置きしていき、少しずつ伸ばしてしっかり馴染ませることを意識すると自然にトーンアップします。
香りは、ユーカリ,ジャスミン,ラバンジン,ローズマリー,ラベンダー,ベルガモット,シダーウッド。
香りを感じるのは塗っている最中のみで、持続性はありません。
この下地の凄いところはシカケアができるところ!
古くから傷や火傷の治療に使われていて抗炎症作用のある「ツボクサエキス」が配合されていて、肌の回復力を高めたりターンオーバーの促進をしてくれます。
化粧下地は毎日必ず使う物で、スキンケアの次にすぐ肌にのせる物なので、メイクしながらお肌のケアができるのは嬉しいですよね♪
ラロッシュポゼとの比較
一見FEMMUEの下地と似ていそうな、ラロッシュポゼの下地との比較をしていきます。
FEMMUEの下地と価格だけで比べるとラロッシュポゼの方が安いですが、FEMMUEは40g、ラロッシュポゼ30gとFEMMUEの方が10gも多く入っていて、コスパが良いです。
日焼け止め効果は、FEMMUEがSPF50/PA+++で十分高いのですが、ラロッシュポゼはSPF50+/PA++++もあり、ラロッシュポゼの方が少し高いです。
FEMMUEは紫外線錯乱剤使用、ラロッシュポゼは紫外線吸収剤が使用されています。
紫外線錯乱剤の方が肌への負担が少ないイメージがあるかもしれませんが、ラロッシュポゼは敏感肌のために開発された皮膚科医推薦のスキンケアブランドなので安心感があります。
スルスルと引っ掛かりがなく塗れるのはラロッシュポゼです。
FEMMUEよりも緩いテクスチャーで伸びがとても良く、乳液のような感覚で塗ることができます!
手の甲の左右で2つを塗り比べてみると、FEMMUEの方がツヤ感がよく出ます。
ラロッシュポゼも自然なツヤは出ますが、FEMMUEよりも素肌感のある仕上がりです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、くすみ,毛穴,トーンアップなど肌の補正効果もFEMMUEの方が高いと感じました!
保湿力の面ではどちらも優秀ですが、強いて言うならラロッシュポゼの方が肌がもちっとするような気がします。
塗った後の表面の触り心地は、FEMMUEはサラッとしていますが、ラロッシュポゼは少しペタペタするような感覚があります。
左右塗り比べた手の甲に水をかけてみました。
ラロッシュポゼを塗った左側は何も水がかかっていないように見えますが、これは全て吸収してしまっているからです。
FEMMUEを塗った右側は水をしっかり弾いています!
暑い季節に使うなら、FEMMUEの方が汗に強く、日焼け止め効果が損なわれないので安心です◎
どちらがいいか選ぶなら
・下地の段階で肌の粗を隠したい!
・ウォータープルーフタイプの下地が欲しい!
・紫外線吸収剤不使用の物を選びたい!
という方は、FUMMUEがおすすめ◎
・素肌感がある方が良い!
・乳液感覚でUV対策がしたい!
・石鹸落ちコスメが良い!
という方は、ラロッシュポゼがおすすめ◎
それぞれの特徴を踏まえて、春夏はFEMMUE、秋冬はラロッシュポゼという風に使い分けるのもおすすめです!
エバーグロウクッションの詳細
2019年3月15日発売。
植物由来成分90%+ミネラル由来成分10%のクッションファンデーション。
使い心地やカバー力
人間の皮脂に近いと言われているツバキ種子油が配合されていて、時間が経つほど自然なツヤが出るのが特徴です。
塗った直後から、スキンケアした後のようなツヤツヤな仕上がりで、ツヤ肌好きの方にはとてもおすすめ!
控えめなツヤ感が好きな場合は、クッションファンデを塗った後に顔全体をフェイスパウダーで抑えるとメイク崩れ防止にもなります◎
付け心地はかなり軽く、みずみずしいテクスチャーです。
肌にパフを当てるとひんやりとしています。
カバー力が高いファンデーションではありませんが、色ムラやくすみを隠してくれるので、元々肌が綺麗な人のような仕上がりです!
カバー力が足りないからと言って何度も重ねて厚く塗りすぎてしまうと時間が経った時にほうれい線に入り込みやすいので、薄めに塗るのが綺麗に仕上げるコツです!
スポンジ面は少しだけ固めで、ファンデーションがパフに付きすぎないようになっています。
薄く均一に塗り広げることができます!
このクッションファンデを単体で使うよりも、最初にご紹介したトーンアップUVクリームを下地として併用する方が、密着しファンデーションのノリが良くなり、カバー力もアップします!
日焼け止め効果もSPF23 PA++と控えめなので、クッションファンデ単体だと夏場は少し心許ないかもしれません。
相性がとても良く、日焼け止め効果も補えるので、トーンアップUVクリームとの併用がおすすめです!
ケースの大きさ
ナチュラルなのに肌を綺麗に見せてくれる優秀なクッションファンデですが、ケースの薄さも嬉しいポイントです♪
左がDiorのクッションファンデ、右がFEMMUEのクッションです。
Diorの方はコロンとした形で厚みがあり、バッグに入れると少し嵩張るのが気になってしまいます。
FEMMUEくらい薄いケースだと嵩張らず持ち運びやすいですよね♪
色選び
色展開は、
トーンアップできる明るめの「ナチュラルベージュ」と
日本人の肌色に合わせて作られた標準色の「ライブベージュ」
の2色です。
色展開が少ないですが、ファンデーション自体が薄付きなので、明るすぎたり暗すぎたりというのは感じづらいです。
私は明るめのナチュラルベージュを使用していますが、ライブベージュを選んでもトーンアップUVクリームのようにトーンアップ効果の高い下地を合わせて丁度良い明るさに調整することもできます。
まとめ
トーンアップUVクリームは、
・ベタつかずサラッとする
・ウォータープルーフで水や汗を弾く
・UVカット効果が高い
という3点から、春夏にピッタリな下地です!
クッションファンデは、
・みずみずしく冷んやりした塗り心地
・肌の窮屈感がなく軽い使用感
という2点は春夏に向いています。
・ツヤがありすぎて単体ではテカリに見える?
・崩れにくいファンデーションではない
・SPF23 PA++とUVカット効果が低め
という3点は真夏だと少し不安な要素です…
ただしこの3点は、
上からパウダーを重ねたり、UVカット効果の高い下地や日焼け止めを組み合わせることによって解消できます◎